江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 彼はそこを一息に駈け抜けて、行き当りの黒板塀のドアを引きあけ、とうとう鏡の部屋に辷り込んだ。 七人の追手は忽ちドアの前に殺到したが、そこで又立ちすくんでしまった。 ドアが細目に開いて、怪物の白い目がじっとこちらを睨みつけていたからだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア