若し万一、どうかしてこの鏡の部屋は逃げ出すことが出来たとしても、小屋の外には六人の警官が見張りをしているばかりか、事件を聞きつけて集った弥次馬の大群が、テントのまわりをグルッと遠巻きにして見物しているのだ。
その中を、どう逃げ終せることが出来るものか。
あとに残った六人の追手は、じっとピストルの筒口を睨みつけながら、息を殺して時の来るのを待ち構えていた。
若し万一、どうかしてこの鏡の部屋は逃げ出すことが出来たとしても、小屋の外には六人の警官が見張りをしているばかりか、事件を聞きつけて集った弥次馬の大群が、テントのまわりをグルッと遠巻きにして見物しているのだ。
その中を、どう逃げ終せることが出来るものか。
あとに残った六人の追手は、じっとピストルの筒口を睨みつけながら、息を殺して時の来るのを待ち構えていた。