江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 「ちょっと」 と云って、川手氏の茶碗に手をのばし、その蓋を取って、窓の光線にかざしながら、つくづくと眺めた上、今度はポケットから例の拡大鏡を取出して、二つの蓋の表面を仔細に点検しはじめるのであった。 「その蓋に何かあるのですか」 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア