江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 二人は何気なく、鞄を下げて、後部のブリッジへ忍び出た。 幸い、車掌の姿もなく、こちらを注意している乗客も見当らなかった。 やがて、トンネルを知らせる短い汽笛が鳴り響くと、汽車の速度が目に見えて減じて行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア