江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 印半纒の川手氏もおくれず、闇の中へ身を躍らせた。 線路の土手の草の上を、二つのスーツ・ケースと、二つの肉団とが、相前後して、コロコロと転がり落ち、下の畑に折り重なって倒れた。 暫らくして闇の中に低い声が聞えた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア