というのは、その廊下の斜向うに、鈎の手になった建物の大きな白壁が、夜目にも薄白く、目を圧するように浮上っているのだが、その白壁の表面にボーッと白く燐のような光がさしていたのである。
オヤ、何だろう。
ギョッとして、よく見直すと、壁を塗り直した痕ではない。
というのは、その廊下の斜向うに、鈎の手になった建物の大きな白壁が、夜目にも薄白く、目を圧するように浮上っているのだが、その白壁の表面にボーッと白く燐のような光がさしていたのである。
オヤ、何だろう。
ギョッとして、よく見直すと、壁を塗り直した痕ではない。