江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 しかし、いけないと思えば思う程、心は却って、いたいけな幼児の方へ引かれて行った。 取られた手を振り放すことも出来ず、いつの間にか、その妖しい子供と一緒に、足は廊下の奥へ奥へと辿っていた。 子供は傍目もふらず闇の中へ進んで行く。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア