江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 川手氏は悪夢を見ているような気持で、まだ本当には驚けなかった。 奥底も知れない程の恐怖ではあったが、それが何か紗を通して眺めるようで、まだ身にしみて感じられなかった。 ふと気附くと、今まで側にいた子供の姿が見えぬ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア