江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 口が自由になっても、もう叫び声さえ出なかった。 ただ、自分では何か大声に叫んでいる積りで、血の気の失せた唇を、鯉のようにパクパク動かしているばかりであった。 「では、もう蓋をしめるぜ、観念するがいい。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア