江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 空家の中から中村捜査係長が飛び出して来て、博士を屋内に導いた。 階下が三間、二階が二間程の、ひどく古めかしい建物である。 その階下の八畳の座敷に、中村氏の部下の刑事が胡坐をかいていて、その前に六十歳程の小柄な老婆がかしこまっていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア