江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 博士はそう云って、鞄の中から二箇の懐中電燈を取り出すと、一つを林助手に手渡し、パッとそれを点じて、先に立った。 階段を上って見ると、二階は、僅か二間しかない上に、家具も何もないガランとした部屋なので、一目で見渡すことが出来る。 「オヤ、変ですね。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア