これまでの所、この怪物はただ何かの凶兆の様に諸所に姿を現わすのみで、別に害をする訳ではない。
鍍金仏の様な凄味を別にしたら、張りぼての広告人形と選ぶ所はない。
で、警察は、この風評を知らぬではなかったけれど、迂闊に手出しをして、赤坊の泣き声が食用蛙だった様な、物笑いの種になることを虞れ、鳴りを鎮めてなり行きを見ていた。
これまでの所、この怪物はただ何かの凶兆の様に諸所に姿を現わすのみで、別に害をする訳ではない。
鍍金仏の様な凄味を別にしたら、張りぼての広告人形と選ぶ所はない。
で、警察は、この風評を知らぬではなかったけれど、迂闊に手出しをして、赤坊の泣き声が食用蛙だった様な、物笑いの種になることを虞れ、鳴りを鎮めてなり行きを見ていた。