江戸川乱歩 『黄金仮面』 彼は両手に屋根の一端をしっかり掴むと、機械体操の見事な手並で、尻上りに屋上に身をのせた。 併し、その屋根は、まるで断崖の様な、とんがり帽子型だ。 どこに一箇所、足場もなければ手をかける所もない、しかもそこは、目もくらむ百五十尺の高空なのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア