江戸川乱歩 『黄金仮面』 そして、愈々足場が出来上ったのは、それから一時間もたった時分であった。 賊の死骸を取りおろす役目は、管内の消防夫粂さんという、威勢のいい、梯子乗りの名人であった。 流石商売柄、粂さんは、何の危なげもなく、急傾斜の屋上へ昇って行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア