江戸川乱歩 『黄金仮面』 姫は身動きは勿論、喉がふさがって、声を立てる気力もない。 だが、目丈けは、目に見えぬ糸で引張られている様に、扉の隙間に固定して動かぬのだ。 アア、今にも、今にも、あの真黒な隙間から、無表情な金色の顔が、覗くのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア