江戸川乱歩 『黄金仮面』 彼は追手の舟を湖心に近く誘出して置いて、いきなり方向を転換し、湖の東岸へとまっしぐらに走っている。 そして、高く手を振りながら、さもさも愉快そうに、カラカラと笑っている。 彼は前以って舟の底に仕掛けをして置き、逃出す時に、その栓を抜いて行ったのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア