江戸川乱歩 『黄金仮面』 が、その一刹那、お豊が壁の方を向いている隙に、不二子さんが妙なことをした。 彼女はふところから、小さな紙包を取出すと、それを開いて、紅茶茶碗の一つに、中の白い粉を入れ、手早く匙でかき廻してしまった。 それを、お豊は少しも気づかなかったのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア