矢鱈にふせたがる探偵だ。
それから私達三人は裏木戸を開けて、塀の外に廻ったが、その辺一帯誰かの邸跡の空地で、人通りなぞないものだから、まぎらわしい足跡もなく、賊のそれ丈が、どこまでもハッキリと分った。
ところが懐中電燈を振り振り、空地を半丁程も進んだ時である。
矢鱈にふせたがる探偵だ。
それから私達三人は裏木戸を開けて、塀の外に廻ったが、その辺一帯誰かの邸跡の空地で、人通りなぞないものだから、まぎらわしい足跡もなく、賊のそれ丈が、どこまでもハッキリと分った。
ところが懐中電燈を振り振り、空地を半丁程も進んだ時である。