江戸川乱歩 『何者』 開いた窓から、その花瓶を、三間ばかり向のコンクリート塀へ、力一杯投げつけたのだ。 花瓶は塀に当って粉々に砕けてしまった。 弘一君は首を上げて花瓶の最後を見届けると、やっと安心した体で、グッタリと又元の姿勢に帰った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア