江戸川乱歩 『白髪鬼』 春の様になごやかであったわしの半生は、突然、歴史上に前例もない様な、恐ろしい出来事によって、パッタリと断ち切られてしまった。 それからのわしは、地獄の底から這い出して来た、一匹の白髪の鬼であった。 払えども去らぬ、蛇の様な執念の虜であった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア