棺の中へ手をさし入れたままの姿勢でグッタリとなってしまった。
だが今から思うと、それがわしにとっては非常な仕合せであった。
あの時、棺の中に少しの腐肉でも残っていたら、わしはきっと、その蛆のわいた人肉を、手掴みにして、ムシャムシャやっていたに違いないからだ。
棺の中へ手をさし入れたままの姿勢でグッタリとなってしまった。
だが今から思うと、それがわしにとっては非常な仕合せであった。
あの時、棺の中に少しの腐肉でも残っていたら、わしはきっと、その蛆のわいた人肉を、手掴みにして、ムシャムシャやっていたに違いないからだ。