江戸川乱歩 『白髪鬼』 イヤ、こじ開けたのではない。 この棺丈けは、不思議なことに燭台の先を、ちょっと当てたばかりで、釘が打ってないのかと思う程、手答えもなく、易々と開いた。 わしはどうせ骸骨に極っているとあきらめ果てた気持で、片手を中にさし入れ、探り廻して見た。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア