ところが、いくらなで廻しても、どうした訳か、中には何もないのだ、骸骨は勿論、棺の底さえガランドウで、どこまで行っても手先にぶつかる物がないのだ。
わしはギョッとして、思わず手を抜き出すと、そのままじっと身をすくめていた。
この棺には確に底がないのだ。
ところが、いくらなで廻しても、どうした訳か、中には何もないのだ、骸骨は勿論、棺の底さえガランドウで、どこまで行っても手先にぶつかる物がないのだ。
わしはギョッとして、思わず手を抜き出すと、そのままじっと身をすくめていた。
この棺には確に底がないのだ。