江戸川乱歩 『白髪鬼』 先ず頬に当るは吹馴染の海の風だ。 その風を懐しく吸い込みながら、茂みを分けて這い出して見ると、中天に皎々たる月が懸り、見おろす海面には、美しい銀波が躍っている。 サテは夜であったか。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア