江戸川乱歩 『白髪鬼』 白木綿の経帷子は、襦袢だと云えば、それでも通る。 わしは舟からおちて、着物を濡らして困っているのだと、妙な云い訳をして、古着を売ってくれる様に頼んだ。 海岸の古着屋には、そんな客が間々あるものと見え、相手はさまで怪しまず、一枚の古袷を出して呉れた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア