江戸川乱歩 『白髪鬼』 これが昨日までの大牟田子爵その人かと思うと、あまりのみじめさに、泣かずにはいられぬのだ。 さっき墓穴を抜出した時の喜びは、忽ちにして、底知れぬ絶望と変ってしまった。 わしはこの顔で、この姿で、瑠璃子に対面する勇気はない。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア