江戸川乱歩 『白髪鬼』 アアあの嬉しげな顔、あの溶ける様な笑顔、わしが死んでから一滴の涙も流さず、顔に悲しみの一筋をもよせなかったことが、一目で分る。 この笑顔こそ、さい前古着屋の主人が云った「悪魔の笑顔」に違いない。 だが、何という美しい、あどけない悪魔だろう。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア