わしは夜明け前に、再びあの墓穴に忍び込んで、朱凌谿の宝庫の中から、持てる丈けの金貨紙幣を取り出して、風呂敷包にし、それを携え長崎通いの船に乗った。
よくも勘定出来なかったが、大凡二十万円もあったであろうか。
外に宝石類も幾つか風呂敷包の中へ忍ばせて来た。
わしは夜明け前に、再びあの墓穴に忍び込んで、朱凌谿の宝庫の中から、持てる丈けの金貨紙幣を取り出して、風呂敷包にし、それを携え長崎通いの船に乗った。
よくも勘定出来なかったが、大凡二十万円もあったであろうか。
外に宝石類も幾つか風呂敷包の中へ忍ばせて来た。