江戸川乱歩 『白髪鬼』 仕合わせにも、賊は少しも疑念を抱かず、しきりと肯いて見せた。 その内に立話が余り長引くものだから、しびれを切らせた警官が、わし達を引分けて、賊を連れ去った。 わしはホッと胸なでおろして、遠ざかり行く海賊大首領のうしろ姿をぼんやり眺めていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア