江戸川乱歩 『白髪鬼』 わしはふと何とも云えぬ恐怖に襲われて、真暗な大樹のうしろで、ワナワナと震えていた。 庭の雑草の真中に、一本の紅葉が立っている。 お豊はそこへたどりつくと、紅葉の根元にしゃがんで、手を合せ、しきりと何かを拝み始めた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア