江戸川乱歩 『白髪鬼』 わしは月の光りを全身にあびて、籐椅子に凭れていた。 瑠璃子は、うしろから、椅子の肩によりかかって、肩越しにわしの顔を覗き込む様にして、あの悩ましい微笑を見せていた。 月光が彼女を夢の国の妖精の様に美しく見せた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア