江戸川乱歩 『蟲』 柾木は、胸の中で小さな動物が、滅茶苦茶にあばれ廻っている様に感じた。 一里も走りつづけた程喉が乾いて、舌が木の様にこわばってしまった。 だが、彼は断末魔の苦しみで、それを堪えながら、なおも走らせるのであった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア