江戸川乱歩 『蟲』 一里も走りつづけた程喉が乾いて、舌が木の様にこわばってしまった。 だが、彼は断末魔の苦しみで、それを堪えながら、なおも走らせるのであった。 賑かな大通りの中程へ進んだころ、前方から気違いめいた音楽が聞えて来た。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア