柾木が予期した通り、これこそ屈強の犯罪舞台であった。
彼は車道の片側へ車を寄せて、突然停車すると、目に見えぬす早さで、運転台を飛び降り、客席に躍り込んで、ピッシャリと中から扉をしめた。
そこは丁度露店の焼鳥屋のうしろだったし、仮令見た人があったところで、完全にシェードが下りているのだから、客席内の様子に気づく筈はなかった。
柾木が予期した通り、これこそ屈強の犯罪舞台であった。
彼は車道の片側へ車を寄せて、突然停車すると、目に見えぬす早さで、運転台を飛び降り、客席に躍り込んで、ピッシャリと中から扉をしめた。
そこは丁度露店の焼鳥屋のうしろだったし、仮令見た人があったところで、完全にシェードが下りているのだから、客席内の様子に気づく筈はなかった。