江戸川乱歩 『蟲』 今度は反対に、軽蔑したり、憐んだりするのは、彼の方であった。 手を握るはおろか、頬をつついても、抱きしめても、抛り出しても、相手はいつかの晩の様に、彼を笑うことも、嘲ることも出来ないのだ。 何たる驚異であろう。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア