江戸川乱歩 『蟲』 死骸であるが故に、却って、生前の彼女にはなかったところの、一種異様の、人外境の魅力があった。 むせ返る様な香気の中を、底知れぬ泥沼へ、果てしも知らず沈んで行く気持だった。 悪夢の恋であった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア