江戸川乱歩 『蟲』 そして、目全体の感じが、ガラス玉みたいに、滑っこくて、固くて、しかもひからびた様に、潤いがなくなっていた。 そっと手を取って眺めると、拇指の先が、片輪みたいに、掌の方へ曲り込んだまま、動かなかった。 彼は胸から背中の方へ目を移して行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア