相手が目に見えぬえたいの知れぬ蟲丈けに、どんな猛獣よりも一層恐ろしく、ゾッとする程不気味に感じられた。
柾木は、焔の見えぬ焼け焦げが、見る見る円周を拡げて行くのを、どうすることも出来ない時の様な、恐怖と焦燥とを覚えた。
立っても坐ってもいられない気持だった。
相手が目に見えぬえたいの知れぬ蟲丈けに、どんな猛獣よりも一層恐ろしく、ゾッとする程不気味に感じられた。
柾木は、焔の見えぬ焼け焦げが、見る見る円周を拡げて行くのを、どうすることも出来ない時の様な、恐怖と焦燥とを覚えた。
立っても坐ってもいられない気持だった。