江戸川乱歩 『蟲』 と云って、どうすればよいのか、少しも考えが纒まらなんだ。 彼は何の当てもなく、せかせかと梯子段を降りて母屋の方へ行った。 婆やが妙な顔をして「ご飯に致しましょうか」と尋ねたが、彼は「いや」と云った丈けで、又蔵の前まで帰って来た。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア