江戸川乱歩 『蟲』 ある町に氷と書いた旗の出ている家があったので、彼はそこで車を降りて、ツカツカと家の中へ這入って行った。 店の間に青ペンキを塗った大きな氷室が出来ていた。 「もし、もし」と声をかけると、奥から四十ばかりのお神さんが出て来て、彼の顔をジロジロと眺めた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア