そして、それはいずれも好評を博していたのだが、両氏とも私の「二十面相」のような思い切った非現実を書かなかったので、その大人らしさが、私のものほど子供心を捉えなかったようである。
そういうふうに、昔から少年探偵小説がなかったわけではないが、私の「二十面相」は自讃すれば、画期的な歓迎を受けたといえるであろう。
この私の少年ものは戦争で中絶したけれども、戦後は光文社の「少年」に連載をつづけ、探偵小説が少年読者の最大人気読みものになる素地を作った。
そして、それはいずれも好評を博していたのだが、両氏とも私の「二十面相」のような思い切った非現実を書かなかったので、その大人らしさが、私のものほど子供心を捉えなかったようである。
そういうふうに、昔から少年探偵小説がなかったわけではないが、私の「二十面相」は自讃すれば、画期的な歓迎を受けたといえるであろう。
この私の少年ものは戦争で中絶したけれども、戦後は光文社の「少年」に連載をつづけ、探偵小説が少年読者の最大人気読みものになる素地を作った。