今にもそれが、肩から頸、頸から顎、そして彼女の真赤なヌメヌメとした、唇までも、這いあがって行きそうに見えながら、いつまでも同じ腕にうごめいている。
真にせまった一匹のトカゲの入墨であった。
さすがにこの恥知らずの舞踊は四、五分しかつづかなかったが、それが終ると、感激した酔いどれ紳士たちが、ドッと押し寄せて、何か口々に激情の叫びをあげながら、いきなり裸美人を胴上げにして、お御輿のかけ声勇ましく、室内をグルグルと廻り歩いた。
今にもそれが、肩から頸、頸から顎、そして彼女の真赤なヌメヌメとした、唇までも、這いあがって行きそうに見えながら、いつまでも同じ腕にうごめいている。
真にせまった一匹のトカゲの入墨であった。
さすがにこの恥知らずの舞踊は四、五分しかつづかなかったが、それが終ると、感激した酔いどれ紳士たちが、ドッと押し寄せて、何か口々に激情の叫びをあげながら、いきなり裸美人を胴上げにして、お御輿のかけ声勇ましく、室内をグルグルと廻り歩いた。