江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 潤一が面くらいながら、客席に腰をおろすと、自動車は邪魔者のない夜の大道を、矢のように走りだした。 「この大きな袋、なんです」 彼はふとクッションの隅に丸めてあった、大きな麻袋に気づいて、運転台にたずねかけた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア