江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 甲板の上は星一つない闇夜であった。 空も水もただ一面の黒暗々。 その中に、スクリューで泡立てられた夜光虫の燐光が、一条の帯となって、異様に白々と長い尾を引いていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア