きょうこそ、それがこの美術館へおさまることになったのだわ」
パチンと小函の蓋をひらくと、シャンデリヤの光を受けて、五色の焔と燃え立つ大宝石。
「黒トカゲ」は、さも嬉しげに、それを眺めていたが、やがてハンド・バッグから鍵束を取り出し、一つの飾り台のガラス戸をひらき、銀器の蓋をひらいたまま、その大ダイヤモンドを中央に安置した。
きょうこそ、それがこの美術館へおさまることになったのだわ」
パチンと小函の蓋をひらくと、シャンデリヤの光を受けて、五色の焔と燃え立つ大宝石。
「黒トカゲ」は、さも嬉しげに、それを眺めていたが、やがてハンド・バッグから鍵束を取り出し、一つの飾り台のガラス戸をひらき、銀器の蓋をひらいたまま、その大ダイヤモンドを中央に安置した。