この呪法と奇術の絶縁によって、手品は近代的合理主義の世界のものとはなったが、同時に昔の神秘的魅力を失ったことも事実である。
有名な印度奇術に、空中に投げた綱が直立してこれを少年が空高く登って行く云々というのがあって、旅行者の実見談として広く流布されているが、私の見た限りの奇術書では、皆一応これに触れてはいるけれども、そのトリックは不明とし、虚構の伝説であろうというに一致している。
ここにオカルティズムと手品との境界線が引かれるのではないかと思う。
この呪法と奇術の絶縁によって、手品は近代的合理主義の世界のものとはなったが、同時に昔の神秘的魅力を失ったことも事実である。
有名な印度奇術に、空中に投げた綱が直立してこれを少年が空高く登って行く云々というのがあって、旅行者の実見談として広く流布されているが、私の見た限りの奇術書では、皆一応これに触れてはいるけれども、そのトリックは不明とし、虚構の伝説であろうというに一致している。
ここにオカルティズムと手品との境界線が引かれるのではないかと思う。