虫太郎はオカルティズムにふけるあまり、ともすれば合理主義を逸脱して超論理におちいる場合が多かったが、カーはたんに神秘学を利用しているにすぎず、謎の解決はあくまで常人の論理、形式論理で行っている。
推理小説としてはカーが勝り、天才的という意味では虫太郎の方がはるかに天才的であったといい得る。
虫太郎の作品が如何に神秘的素材に充ちていたかは読者の知るところであるから、ここにはカーの場合を二三例示してみる。
虫太郎はオカルティズムにふけるあまり、ともすれば合理主義を逸脱して超論理におちいる場合が多かったが、カーはたんに神秘学を利用しているにすぎず、謎の解決はあくまで常人の論理、形式論理で行っている。
推理小説としてはカーが勝り、天才的という意味では虫太郎の方がはるかに天才的であったといい得る。
虫太郎の作品が如何に神秘的素材に充ちていたかは読者の知るところであるから、ここにはカーの場合を二三例示してみる。