この本は内容の大部分を明の時代の「知嚢」からとったもので、政治、軍事その他世事百般の知謀術策の物語が集めてあるが、その第三巻「察智」の巻が裁判物語である。
その次に出たのが西鶴の「本朝桜陰比事」(元禄二年、一六八九年)で、これは題名を「棠陰比事」になぞらえているが、内容はかならずしも同書からとったものではない。
そのほか「日本桃陰比事」「鎌倉比事」馬琴の「青砥藤綱模稜案」などいろいろあるが、ごく古い所は西鶴までの三書である。
この本は内容の大部分を明の時代の「知嚢」からとったもので、政治、軍事その他世事百般の知謀術策の物語が集めてあるが、その第三巻「察智」の巻が裁判物語である。
その次に出たのが西鶴の「本朝桜陰比事」(元禄二年、一六八九年)で、これは題名を「棠陰比事」になぞらえているが、内容はかならずしも同書からとったものではない。
そのほか「日本桃陰比事」「鎌倉比事」馬琴の「青砥藤綱模稜案」などいろいろあるが、ごく古い所は西鶴までの三書である。