「棠陰比事」の方は、それほど堅苦しいものではなく、いわば裁判逸話集で、似通った二つの事件を一対にして、七十二対の話が三巻に収められている。
「比事」というのは、そういうふうに二つの事件を対照させたところからでた名称である。
いまの目で見れば、名判官の機智の物語を集めた掌編小説集という感じだが、書かれた当時は、娯楽読物としてよりは、裁判官の参考書という意味の方が強かった。
「棠陰比事」の方は、それほど堅苦しいものではなく、いわば裁判逸話集で、似通った二つの事件を一対にして、七十二対の話が三巻に収められている。
「比事」というのは、そういうふうに二つの事件を対照させたところからでた名称である。
いまの目で見れば、名判官の機智の物語を集めた掌編小説集という感じだが、書かれた当時は、娯楽読物としてよりは、裁判官の参考書という意味の方が強かった。