慶安二年にでた仮名書きの和本にしても、当初はやはり参考書の意味で読まれた場合が多いのではないかと思われる。
「棠陰比事」の七十二対の事件は、いま読んでは大して面白くないものが大部分であるが、中にはオヤッと思うような面白いものがないではない。
単なる機智の話では、例の実母裁判などいろいろあるが、原始法医学としては、私は「張挙豬灰」と「傳令鞭絲」の二つを最も興味深く感じている。
慶安二年にでた仮名書きの和本にしても、当初はやはり参考書の意味で読まれた場合が多いのではないかと思われる。
「棠陰比事」の七十二対の事件は、いま読んでは大して面白くないものが大部分であるが、中にはオヤッと思うような面白いものがないではない。
単なる機智の話では、例の実母裁判などいろいろあるが、原始法医学としては、私は「張挙豬灰」と「傳令鞭絲」の二つを最も興味深く感じている。